再生重油(JIS K 2170)は、自動車ディーラーや工場から排出される使用済み潤滑油・工業廃油を回収・精製したリサイクル燃料です。 A重油の代替として、産業用ボイラーや加熱炉で使用されています。 実質的なCO2排出量の削減効果と、重油に比べて安価であることからコストメリットを両立することができます。
再生重油
重油を変えて、コストも排出量も削減
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対応設備
重油仕様設備
産業用ボイラー・加熱炉・窯業炉
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品質規格
JISK2170
JIS規格内で品質を保証
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CO₂報告
控除対象
各種国内法基準における
報告上のメリット -
経済的メリット
コスト削減効果
重油に比べて安価に調達可能
捨てていた油が、
環境にやさしい燃料になる
再生重油の
制度上の位置づけ
改正省エネ法(2023年4月施行)
改正省エネ法の定期報告では、化石エネルギーから非化石エネルギーへの転換を促進する趣旨で、バイオ燃料等の非化石エネルギーも報告対象に。再生重油はこの「非化石エネルギー」に分類されており、報告書上で非化石転換の実績として記載できます。
温対法(温室効果ガス排出量 算定・公表制度)
温対法では、再生重油は廃棄物の有効利用という観点から「廃棄物原燃料」として位置づけられています。CO₂は報告書「廃棄物の原燃料使用に伴うエネルギー起源CO₂」欄に記載しますが、調整後温室効果ガス排出量の計算時に控除されます。
出典:全国オイルリサイクル協同組合 / 環境省「温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度」
製品仕様
| 製品名 | 再生重油 |
|---|---|
| 規格 | JIS K 2170 |
| 原料 | 使用済み潤滑油(エンジンオイル等)、工業廃油 |
| 再生率 | 98%(廃油→再生重油) |
| 対象設備 | 産業用ボイラー、加熱用バーナー、工業炉、窯業炉、アスファルトプラント |
| コスト | 原油由来のA重油に比べ、調達コストを抑制可能 |
| 供給エリア | 全国 |
原料の性質により品質にばらつきが生じる場合がありますが、JIS規格内で管理しています
富士興産の再生重油が
選ばれる3つの理由
再生重油は、原料となる廃油の性質によって品質がブレやすい燃料です。
富士興産は、北海道全域に回収から供給まで自社グループで一貫できる拠点を持ち、その品質基準を軸に、
全国は自社製造品とリサイクルネットワークを組み合わせて安定供給します。
つくれる拠点を持つ商社だからこその答え方です。
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回収から製造まで一貫体制
北海道全域においては、廃油の回収・前処理・精製・品質管理から供給までを自社グループで一貫しています。ロットごとに分析し、JIS K 2170の規格内へ品質を収める。原料由来のばらつきを、自分たちの手で吸収できる体制です。
道内シェア約7割
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全国回収網を活用した手配
道外では、自社製造品に加えて全国オイルリサイクル協同組合のネットワークを活かし、原料と製品を手配します。スポット調達に頼らないため、地域や量を問わず安定した供給につなげられる。「つくる」だけでなく「集めて届ける」までを担える、製造機能を持つ商社ならではの強みです。
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全国供給ネットワーク
石油販売で培った全国の物流インフラ(石油事業売上約685億円※)を活用します。お客様の設備・拠点・受入条件に合わせた納入方法で、必要なときに必要な量をお届けします。
※26年度実績
廃油を資源に。
循環型エネルギーの実現
使い終わったエンジンオイルや工業廃油を回収し、再生重油として再資源化。
廃棄物を燃料に変える循環モデルが、安定供給の土台です。
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廃油の回収

自動車ディーラー・工場・各種事業所から使用済み潤滑油・工業廃油を専用ルートで収集
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前処理

回収した廃油から水分・異物を除去。後工程の品質を左右する重要な工程
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精製・調整

用途に合わせて粘度・燃焼特性を調整。JIS K 2170規格内で品質を管理
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供給

お客様のボイラー・炉に合わせた方法で安定供給。ローリー配送等
98%の再生率。
廃棄物を、エネルギーに。
使用済み潤滑油を98%の再生率で再生重油に転換。
廃棄物削減と燃料供給を同時に実現する資源循環モデルです。
再生重油が活躍する業種・用途
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工場・プラント
- ボイラー
- コスト燃料
産業用ボイラー等の燃料をA重油から再生重油に切り替え。燃料コスト削減と温対法上のCO₂控除を同時に実現。
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アスファルト製造
- アスファルト
- 製造工程
アスファルト製造工程の燃料として使用。富士興産はアスファルト事業も展開しており、業界の実情を踏まえたご提案が可能。
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窯業・製紙・石灰
- 工業炉
- 加熱バーナー
直火使用の工業炉や加熱バーナーの燃料として。環境対応を求められる製造業での採用が増加中。
再生重油についての
よくある質問
JIS K 2170に準拠しています。原料の性質により品質にばらつきが生じる場合がありますが、JIS規格内で管理しています。
再生重油は「廃棄物原燃料」として位置づけられています。
CO₂は報告書の専用欄(「廃棄物の原燃料使用に伴うエネルギー起源CO₂」)に記載しますが、調整後温室効果ガス排出量の計算時に控除されます。物理的な排出がなくなるわけではありませんが、調整後排出量には算入されません。
グループ内の回収ネットワークを通じて、自動車ディーラーや工場から使用済み潤滑油を安定的に収集しています。原料調達を外部に依存しない自社回収体制が強みです。
原油由来のA重油と比較して、調達コストを抑えることが可能です。原油価格高騰の影響を抑える効果も期待できます。詳細な価格はお問い合わせください。
はい。軽油仕様設備にはBDF、重油仕様設備には再生重油、さらに削減量を上乗せしたい場合にはカーボンオフセット燃料と組み合わせることで、設備全体のCO₂削減を最大化できます。
再生重油でのコスト削減・
排出量控除を起点に、さらなる削減を。
軽油仕様設備にはBDF、重油仕様設備には再生重油、さらに削減量を上乗せしたい場合にはカーボンオフセット燃料。
設備構成に合わせた最適な組み合わせをご提案します。